梅雨の時期になり、雨で練習が中止の日があると思います。
雨でもできる自主練習を説明してみたいと思います。
雨の日でも体を動かす意味
少年野球では土日の練習が多いと思います。そのため、土日が雨の場合、野球から離れる時間が長くなり、「勘」が鈍ることが心配されます。
少しでもボールを握る、少しでもバットを振ることで、「勘」が鈍ることを防いでいきましょう。
但し、雨の日はグランドが使用できない場合が多く、グランドでなくても練習できるメニューを選ぶことが大事です。
素振り(雨なし、グランド不可の場合)
素振りは、手軽で効果の高い練習メニューです。
雨が振っていないのであれば、グランドでなくとも、例えば駐車場や昇降口前の広い空間などを使用して練習ができます。
強豪チームは、体育館の一部を借りて(バスケやバレーなどで体育館を使用している場合もあります)素振り、バトミントンのシャトル打ちなどの練習を行っています。
天気の良い日に、わざわざ素振りの練習をすることは「もったいない」ので、このようなタイミングでチーム全員で素振りをして、監督やコーチにスイングを見てもらいましょう。
柔軟体操(雨あり、グランド不可の場合)
柔軟体操は、小学生でも苦手な場合が多いです。
通常の練習時のアップで行う柔軟をじっくり行う、バリエーションを増やして行うなど、普段あまり時間をかけていないところに時間を使いましょう。
柔軟体操は、ちょっとした屋根のある場所でできるため、積極的に検討すると良いと思います。
また、二人一組になる柔軟体操、一人で行う柔軟体操と、バリエーションを増やし「飽きない工夫」をしましょう。
また、小学生は「競争」が好きですので、曲がる長さを測ってみるなど、「本気」を引き出す工夫をすると、集中力が増すと思います。
柔軟体操は、家でもできるため、思いついたタイミングでやる習慣があると良いですね。
ダッシュ、ランニング(小雨、グランド不可)
走ることは、すべてのスポーツの基本で、野球も例外ではありません。
小学校の中でも、アスファルトの場所を探せば、ダッシュ程度の距離は確保できると思います。
※道路は危ないため、道路での運動はやめましょう
階段などを使用したダッシュも効果が高いと思います。
まとめ
普段グランドが使用できる時には、グランドでしかできない練習をしっかりとやったほうが良いと思います。
素振りや柔軟体操、ダッシュなどは、普段から実行したい練習ですが、グランドが使用できる時にわざわざ時間をかけて行うともったいないと思います。
雨などで、グランドが使用できない時こそ、普段じっくりできない運動を行う良いと思います。
〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。