少年野球を楽しもう⚾

少年野球を、子供と一緒に楽しみたいお母さん向けに、分かりやすくコメントをしていきます!

少年野球でのティーバッティングの効果と重要性

ティーバッティング、ってどんな効果があるんだろう?と思いますよね。
お母さんに良く質問されたこの件を、説明したいと思います。

2つのバッティング練習

バッティング練習には、手で上げるボールを打つティーバッティングとピッチャーが投げるボールを打つフリーバッティングが良く知られています。

それ以外にもトスバッティング、ハーフバッティング、ケースバッティング、などの練習があります。

プロ野球の選手も行っているティーバッティングとフリーバッティングがバッティング練習の主流だと思います。

お母さん達には、試合の形に近くピッチャーの投げるボールを打つフリーバッティングの重要性が分かりやすいようですが、ティーバッティングの重要性が分かりにくいようです。

バッティングで大事なこと

バッティングは、

  1. バットを自分が思っている場所に振ること
  2. ピッチャーの投げたボールがどこに来るか、予測すること
  3. ピッチャーの投げたボールがどのタイミングで通過するか、予測すること

この3つが合致することで、ピッチャーが投げたボールをバットに当てることができます。

このうち、2.と3.はフリーバッティングの時に練習することになります。

ティーバッティングは1.のバットを自分が思っている場所に振ることの練習になります。

少年野球のティーバッティング

野球を始めたばかりの選手は、ティーバッティングでもボールをバットに当てることができません。

バットを振っても、自分が思っているところにバットを振ることができていないことが原因の一つです。

この「自分が思っているところにバットを振る」練習の一つは素振りですが、素振りは自主練習です。チーム練習の時はティーバッティングを行います。

素振りと違って、ティーバッティングでは実際にボールを打つので、「思っているところにバットを振っているか?」を確認することができます。しかも、ボールの行方で思っているよりも下なのか?上なのか?確認しながら、調整できる点が素振りよりも有効な練習となります。

ティーバッティングがうまくできない選手は、自分が思っているところにバットを振れないので、フリーバッティングでも、なかなかボールに当たりません。

まとめ

プロ野球の選手でもティーバッティングを行っています。

ティーバッティングは「自分が思っている場所にバットを振る」ことを確認できます。

素振りよりもボールの行方で、確認しながらバットを振ることができるのが、素振りとの違いです。

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〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。