少年野球を楽しもう⚾

少年野球を、子供と一緒に楽しみたいお母さん向けに、分かりやすくコメントをしていきます!

【少年野球】お父さんコーチの試合中の役割

お父さんコーチにとって、試合中のベンチで何をすれば良いのか迷う場面もあるようです。監督目線でお父さんコーチに期待することを説明したいと思います。

選手と監督の邪魔をしない

試合中は選手が主役です。選手が最大のパフォーマンスを出せるよう環境づくりすることが一番の役割です。

「あるある」ですが、お父さんコーチのお子さんに、お父さんが厳しい言葉をかけた結果、試合中にその子が泣く、反発して怒る、などの場面があります。

また、監督の指示とは違う言葉を子供にかけると試合中に子供が混乱します。

試合の主役は選手である子供、その試合の責任は監督にありますので、そのあたりは注意が必要です。

監督のやりたいことを理解しよう

監督は試合中、次の一手を考えながら采配しています。

その次の一手を事前に確認しておけば、準備ができ、準備ができればスムーズに試合が流れます。確認する項目の代表例は以下です。

  • 代打するのであれば、どの選手を一番手に使うか?
  • 継投する場合、リリーフは誰の予定か?

このあたりは、試合中よりも試合前の会話で確認ができます。
※試合の進行によっては予定通りになりませんが、それでも事前に確認し、準備ができれば良いと思います。

選手交代のタイミングを理解しよう

  • 投手の継投の場合は、球数。
    ※突如打ち込まれた場合は、やむを得ません。
  • 代打の場合は、点差と打順。

選手交代は、ある程度決まったタイミングで発生し、試合の進行からある程度予測できます。

この予測を元に

  • リリーフの場合は、次の投手候補の選手とのキャッチボールを行っておく
  • 代打の場合は、その選手と一緒に相手投手のタイミングを確認しておく

などの準備を進めれば、代わった選手のパフォーマンスの期待値を高めることができます。

最後まであきらめない

お父さんコーチの試合中の役割では、ここも大事です。

試合中に諦める子供、選手がいても、最後まであきらめず、激励を続けることが大事です。
特に小学生のスポーツでは、何が起こるか分かりません。最後まであきらめずにやり切ることを体験することも大事です。

たとえ、その試合に負けたとしても、次につながるプレーが一つでもあれば、意味があります。お父さんコーチが、その「次につながるプレー」を理解し、子供たちに伝えることでチームは確実に強くなります。

まとめ

お父さんコーチの試合中の役割を記載してみましたが、野球の技術的な技量は必要ではないはずです。

監督とコミュニケーションをとり、子供たちが前を向く工夫を一つでも多く行い、チームが強くなることをするのが、お父さんコーチの役割だと思います。

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〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。