プロ野球はシーズンオフですが、少年野球では、まだまだ試合が組まれる場合もあります。冬でも練習があると思いますので、低温時の対策を説明したいと思います。
基本的には運動して体が暖まる
練習、試合ともに、基本的にはウォーミングアップを行うため、試合中、練習中に過度な防寒対策を行う必要は本来ありません。
防寒対策を十分にする=動きにくくなる、ことを前提に、必要最低限の防寒対策で動きやすさをどれだけ確保できるか?がポイントになります。
指先のケアは必要
ピッチャー以外のポジションでも、手先が冷えて、ボールを十分に投げることができないことは避けるべきです。
手袋やポケットカイロなどを活用し、指先の保温に気を配りましょう。
グランドコートなどの上着のポケットに手を入れたまま運動することは、ケガの防止効果を考えると避けるほうが良いと思います。
(※チームや指導者の考えにもよります)
機能の高いアンダーシャツやシャカシャカを活用しよう
保温機能や発熱機能のあるアンダーシャツを活用することも検討しましょう。
値段は高くなりますが、汗(湿気)対策などにも優れていますので、1着あると便利かもしれません。
シャカシャカをアンダーシャツとユニフォームの間に着ると、冷たい風を防ぎ、保温面でも効果が高いです。
グランドコートなどの上着の選び方
グランドコートなどの上着は頭からかぶるものと、前開きのものと、大きく分けると二種類あります。
チーム指定の場合などは、選択肢はありませんが、選択できる場合は前開き(ファスナー式)をオススメします。
冬場厚着になるため、どうしても頭からかぶるものは「脱ぐ場合」に時間を要します。試合中や練習時の使い方を考慮すると、前開きのものが「早い」ため、オススメしたいです。
※好みの問題でもあり、上記は指導者の目線です。
「さあ動くぞ」のタイミングでモタモタするメンバーの上着は、だいたい頭からかぶるものが多いです。
まとめ
秋~冬の試合、練習時でも、基本的には体を暖めて運動するため、過度な防寒対策は不要です。
指先の保温には留意が必要で、手袋やカイロを上手に活用しましょう。
機能性の高いアンダーシャツやシャカシャカを活用すると良いです。
上着は、前開き(ファスナー式)が脱ぐタイミングの早さから、オススメです。
〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。