スコアブックに書き慣れてきたな、という方に、少しだけレベルアップしたスコアブックの書き方を紹介したいと思います。
投球数の記録
少年野球では、投球数の制限があります。
ピッチャーの投球数が交代のタイミングに影響するため、監督から「今、何球?」と聞かれた時には、早く答えたいですね。
監督はそのタイミングに向けて代打起用、守備ポジションの入れ替えなど、様々ことを検討します。そのような状態のため、投球数は「イメージ」でしか把握していません。
スコアブックの下段に投球数を記録する枠があると思います。
その部分にその回の投球数をただ記入する方法からレベルアップしましょう。
【レベルアップ】
(この回の投球数)/(この回までの合計投球数)
1回:15球 → 15
2回:13球 → 13/28
3回:24球 → 24/52
と記録していきましょう。
少年野球では70球が交代制限の球数だと思いますので、50球を超えたタイミングで、監督に「52球です」と伝えると、素晴らしいと思います。
空振り三振と見逃し三振
少年野球では変化球はありません。
そのため、2ストライクからの見逃し三振は、ノーチャンスのため、非常に嫌う監督さんもいると思います。
三振の記録を単純に「K」と記入する方法からレベルアップしましょう
【レベルアップ】
空振り三振はKを◯で囲む
空振りはバット振っているので、◯をスイングのイメージにすると、自然に記入することができます。
同じ三振でも、見逃し三振の多い選手なのか?空振り三振の多い選手なのか?を確認することができます。
この記録があれば、打席に送り出す時の声掛けも工夫することができます。
打点の記録
スコアブックの真ん中には、アウトカウントや残塁(筆記体で小文字のLを記入する)の他に、得点の場合は◯を記入していると思います。
得点の記録を単純に「◯」と記入する方法からレベルアップしましょう
【レベルアップ】
打点の記録した打者の番号を丸数字で記録する
4番バッターのホームランで3点入った場合、ただ◯を書くのではなく、④と記入していきます。
打撃成績を集計する時に「打点」を数える時に、とても数えやすくなります。
※打点の数え方は、別の機会で説明したいと思います。
まとめ
スコアブックを記入する時に、少しだけ記入する方法を工夫すると、レベルアップしたスコアブックになります。
特に投球数の記録は、投球数制限のある少年野球では重宝すると思いますので、活用してみてください。
〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。