冬場でもトレーニングを行う野球ですが、冬場に着る上着には数種類あるため、説明したいと思います。
グランドコート
冬場の野球の上着といえばグランドコート、通称「グラコン」ですね。
基本的には前開きのタイプで、ファスナータイプ、ボタンタイプがあります。
チームごとのデザインをする前提のため、チームで指定の場合が多いです。
意外にも防寒性能は高くなく、試合中のユニフォームの上に着る前提になっています。また「試合中」に「脱ぐ」「着る」がしやすいために「前開き」となっています。
Vジャン
グランドコートより、防寒性能が高く、グランドコートよりは安価で使いやすいです。
前開きではなく「被る」タイプになるため、着脱に時間を要することが多く、小学生には不向きな面があります。
ベンチコート
サッカーやラグビーの控え選手がベンチで着用している場面が多いと思います。
野球では応援するお父さんやお母さんが着用しますが、選手は使用していることは少ないです。
防寒性能は高いですが、体を動かす時には脱ぐ前提のため、着たまま運動することは難しいです。
ウインドブレーカー
冬よりも春秋で活躍する場面が多いと思いますが、野球ではあまり使用しないことが多いです。後述する「シャカシャカ」を活用することが多いです。
野球の場合は、練習でもユニフォームを着用するため、上下ウインドブレーカーでアップする、練習する場面は少ないと思います。
シャカシャカ
野球の万能着「シャカシャカ」です。
冬場はユニフォームとアンダーシャツの間に着て防寒着とすることもできます。
ユニフォームの上に着ることで、ウインドブレーカーの代わりになります。
簡単な雨も防ぐことができるなど、野球の上着では万能になるため、必ず1着は持っておきましょう。
まとめ
野球の防寒着はユニフォームを着ていることを前提としたものが多いです。
防寒着としては、グランドコート、Vジャンが選択肢ですが、ベンチコートはあまり使いません。
シャカシャカは万能で、様々な場面で活躍してくれるため、1着は持つようにしましょう。
〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。