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少年野球の熱中症対策~夏に向けての準備

気温が上昇する5月頃から、真夏の熱中症対策を意識して行動すると、真夏の熱中症を予防することができます。

熱中症とは

厚生労働省のHPを確認すると「熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態」となっています。

「体温調整機能がうまく働かない」「体内に熱がこもった状態」は真夏でなくても発生するため、気温が大きくあがる5月あたりから注意が必要です。

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汗をかいておく

体温調整、特に体温を冷ますためには、汗をかくことが有効です。

真夏になる前の時期に、しっかりと汗をかいて「汗腺を開いておく」ことが対策になります。

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特にエアコンの効いた部屋にずっといる形の場合、汗をかくタイミングが減ってしまいます。暑さに慣れる意味でも、ある程度の汗をかくことを意識すると良いと思います。

牛乳を飲む

私の指導者経験ではありますが、熱中症になりやすい、夏場の暑さの弱い子は、牛乳が嫌いであることが多いように感じていました。

牛乳を飲むことで血液量を増やすことが、熱中症の予防として有効のようです。

一般社団法人 Jミルクの資料によると、「血液量が増えると、皮膚に血液を集めて放熱する働きや、血液から汗をつくり、その蒸発によって体温を下げる働きが活発になり、熱中症対策に役立ちます。」とのことです。

【一般社団法人 Jミルクの資料】
https://www.dairy.co.jp/touhoku/siryo/91ra2s0000004h15-att/kulbvq0000008t7b.pdf

真夏になってから牛乳を飲むのではなく、夏になる前に牛乳を飲んで血液量を増やしておくことが、熱中症対策に繋がります。

移動中の車中

試合に向かうために、自家用車に乗り合って移動することが、少年野球では多いと思います。

その移動中の車中がエアコンでキンキンに冷えている場合、車を降りてからの気温差が大きく、体温調整が難しくなるようです。

コロナ禍では、換気を目的に車の窓を開ける対応していました。
窓を開ける結果、エアコンでキンキンに社内を冷やせないため、試合中に熱中症になる確率が低下したような感覚があります。

真夏の車内は温度が上がりやすく、エアコンを使わないことも危険ですので、「冷やしすぎない」ことが大事と思います。

まとめ

熱中症は事前に予防をすることで、一定の「発生確率の低減」が可能です。

「夏、試合に出るために」の理由で嫌いな牛乳を飲んでいるお子さんもいました。それだけ野球が好きなお子さんのために、指導者や親が適切な知識を持つことが大事ですね。

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〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。