来年小学校に入学してから少年野球を始める、を待ちきれずに、未就学児でチームに入るお子さんもいると思います。
そのような未就学児の野球道具の揃え方について、説明したいと思います。

買い替えが間違いなく発生する=高級品はまだ早い
未就学児の場合、小学生に比べると
- 背(サイズ)が小さい
- 力が小さい
が特徴になります。
そして、体の成長と6年生までの時間を考えると、間違いなく道具を買い替えることになります。
そのため、基本的には未就学児には高価で高級品なものよりも、安価で使いやすいものを選ぶほうが良いです。
未就学児用のバット
ビヨンドマックスなどの複合素材の高級バットは、そもそも長さと重さが合いません。
※記事執筆時では、ビヨンドマックスは74cmからになっています。
アルミ合金などの金属素材で68cm、もしくは70cmのバットが値段も手頃で、長さも重さもピッタリです。
一部カーボン製などの素材の良いバットが同じ長さで入手できますが、その素材の良さを実感できるレベルにはならないことが多く、安価な金属素材のバットで十分だと思います。
未就学児用のグローブ
大前提として握力が小さいため、本革のグローブを上手に使うことが難しいです。
柔らかくて軽い合成皮革のほうが、ボールを捕球しやすく扱いやすいです。
小学校2年生頃に本革のグローブに買い替えるくらいがプレーのレベルと合うことが多いです。
未就学児のシューズ
まず、スパイクを履く機会はほとんどない(必要性がない)はずですので、スパイクは検討の対象外で良いと思います。
また、トレーニングシューズは、未就学児にとって重いため、黒い運動靴などで十分だと思います。
※チームの方針で指定の靴がある場合は、それに従う必要もありますので、チームの方針を確認してください。
未就学児のユニフォーム
ユニフォームについては、チームの指定がありますので、その指定に従うことが良いです。
チーム指定のユニフォームは、サイズが一番小さいものでも130cm~が多いため、白い練習着を着ることを検討すると良いと思います。
※ジャージで練習するよりは、野球らしくなるため、子ども本人のモチベーションは上がりやすいです。
まとめ
未就学児の場合、買い替える前提で道具を選ぶと良いと思います。
バットはアルミ合金の手頃な価格帯のものがオススメです。高価な良い素材のバットもありますが、その良さを感じるプレーのレベルにはならないことが多いです。
グローブは、握力の問題もあり、合成皮革の軽くて柔らかいものがオススメです。
シューズは、チームカラーの運動靴で十分です。
ユニフォームは130cmからの商品展開が多いですが、ジャージでプレーするよりも白い練習着を着ることを考えましょう。
〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。