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少年野球を、子供と一緒に楽しみたいお母さん向けに、分かりやすくコメントをしていきます!

【少年野球】グローブの型づくりのコツ

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夏休みにお小遣いをもらって新しいグローブを買ったけれど、硬くてグローブが使えないので何をすればよいの?

そんな疑問に答えていきたいと思います。

柔らかくする

買ったばかりのグローブは革が硬いので、ボールを掴むことが難しいです。
まずは、柔らかくしています。

オイルをなじませる

グローブ用のオイルをなじませて、柔らかくする準備を行います。

買ったばかりのグローブの革には油分が失われているため、その油分を補うことで柔軟性を再現する、ということです。

人間も乾燥しているとお肌がひび割れしたりして、柔軟性がなくなるのと同じですね。

ポイントは「補う」「なじませる」ことですので、塗りすぎないことです。

叩いて伸ばす

グローブを装着して捕球面に繰り返しボールを投げることで、「ポケット」を作りつつ、捕球面の革を伸ばしていきます。

また、専用の木槌(ハンマー)で叩くとこの作業が楽に行えます。

※ハンマーは1,000~2,000円程度です。小学生のうちに買ってしまえば、中学、高校と使用することを考慮すると、そんなに高価にはならないので小学生のうちに購入してしまうこともオススメします。

揉み込む

「湯もみ」やスチームを使ったサービスを行ってくれる専門店もありますが、自宅では、そのような専門的な作業でなくても、グローブを揉み込むことかできます。

※YouTubeチャンネルなどで、グローブの揉み込みを解説している動画もあるので、参考にしてください。

自宅での作業のポイントは、グローブの紐(レース)の部分を柔らかくすることを意識することです。
グローブの紐(レース)が硬いことが、グローブの硬さの要因であることには、気づくことが難しいです。

自宅での揉み込みは、グローブの先端にある紐(レース)の部分を柔らかくすることを意識すると効果が高いです。

型を付けて保管する

グローブの真ん中(ポケット)にボールを入れて、軽く握る形にして専用バンドやゴムで固定。これを数日~1週間ほど繰り返すと、自然とボールの形がなじんできます。

ポイントは、いつものボールよりも少しだけ大きなボールを挟み込むことです。

よくソフトボールを挟むことを説明していることが多いですが、少年野球のグローブには大きすぎて、型が崩れてしまいます。

保管時に挟み込むボールは、J号球よりも一回り大きく、手にも入りやすい大人の軟式球M号球を使うことをオススメします。
※M号球は、硬式球とほぼ同じ大きさですので、硬式球でもよいです。

保型ベルトの使い方

保型ベルトには切れ目が入っています。この切れ目をグローブの背面、網の甲の部分で広げるようにして、マジックテープで止めます。

このときにボールを挟んでおかないと、グローブが潰れてしまうので、注意です。

少しずつ使い始める

少しだけ柔らかくなったグローブのデビューは、キャッチボールだけにしましょう。

ノックや試合にいきなり使用するのは避けましょう。

キャッチボールのときに、監督やコーチに「新しいグローブを使い始める」ことを伝えておけば、野球経験のある人であれば、うまく捕球できなくても、ちゃんと理解してくれるはずです。

でも、ノックや試合では、周りに迷惑がかかるため、「まずはキャッチボールから」です。

まとめ

グローブはバットとは違い、「自分の型」ができて、なじんでいく道具です。

特に、他人の使用感、他人のクセがついてしまうことを嫌って、グローブを貸すことを嫌う人もいます。

大事なのは、じっくりと育てるイメージで時間をかけて、柔らかく、型をつくっていきましょう。

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〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。