冬場のトレーニング、様々なものがありますが、小学生は鬼ごっこをオススメしたいと思います。
冬場のトレーニングは楽しくやろう
冬場のトレーニングの定番といえば、マラソンなどの走り込みです。
特に野球の場合、シーズンオフでもあるため、ボールを使わない運動が多くなります。
でも、小学生のうちは、野球が好きで土日の時間を使っているので、冬場のトレーニングで野球から離れずぎると、モチベーションが上がりにくいです。
小学生の年齢面も考慮して、鬼ごっこをトレーニングに取り入れることをオススメしたいと思います。
ゴールデンエイジ
ゴールデンエイジは、一生のうちに最も運動神経が良くなる時期と言われていて、一般的には9歳~12歳であり、運動能力として重要なリズム能力やバランス能力、反応能力が一気に向上します。
また、5歳~8歳をプレ・ゴールデンエイジと呼ぶこともあり、この時期でも大きく運動能力が伸びる時期とされています。
このような時期に野球に限らず、様々な運動を行うことにより、運動を司る神経が刺激され、一気に成長します。
鬼ごっこの効用
鬼ごっこは、野球に応用できる様々な効果を得ることができます。
・予測
鬼でも逃げる側でも、捕まえるため、捕まらないために、相手の動きを予測することになります。
この予測は、野球であれば、次のプレーを予測することにつながります。
・体のバランス
特に逃げる側では、鬼から逃げるため、体をひねりながら走り、逃げることになります。この時、不自然な体勢で動くため、バランス感覚が必要とされます。
このバランスは、野球であれば、難しい体制からの送球などのプレーにつながります
・脚力
なんだかんだで、鬼から逃げる時、鬼が捕まえる時、一瞬の脚力を使って走ることになります。
野球の場合、試合や練習をこなすための体力づくりも必要ですが、場面場面では、一瞬のスピードが求められるスポーツです。
マラソンで体力づくりすることも大事ですが、鬼ごっこで求められる「一瞬の脚力」が野球にはピッタリです。
まとめ
冬場のトレーニングでは、集中力を維持して取り組むことが難しいです。
鬼ごっこであれば、野球に応用できる様々な能力の伸長が期待でき、少年野球を楽しむ小学生はゴールデンエイジの時期にあるため、鬼ごっこのような刺激は、効果的と考えています。
楽しみながら、冬場に、様々な刺激をゴールデンエイジにある小学生に与えると良いと思います。
〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。