バットにはメーカー名以外にも、いろいろと書いてありますが、どの数字を参考にすると良いか、説明したいと思います。
バットに関する数字
バットに関する数字では
- 長さ
- 重さ
- 太さ
の3つがあります。
そのうち、バットに表記があるのは「長さ」と「太さ」です。「重さ」はほとんどのバットに表記がありません。
バットの長さ
バットの長さは、少年用は80cm以下、大人用(中学生以上)は82cm以上となります。
少年用のバットの長さは基本的には2cm刻みです。
68、70、72、74、76、78、80 となりますが、75cmのような珍しいバットもあります。
大人用は82cm~86cmと1cm刻みとなることが多いです。
バットの長さはバットに明記されているため、分かりやすい情報です。
バットの重さ
バットの重さは、そのバットの長さと素材などで決まります。
重さはバットに表記はなく、店頭でよく確認すると「580g平均」となぜか「平均」と記載があります。
大量生産するバットでは、わずかな重さの誤差があり、正確に表記できないため「平均」と記載されています。
また、木製バットは、湿度などによる影響でバットの重さが変化する面もあります。
そのような影響もあり、バットには「重さ」が明記されていません。
バットの太さ
バットに記載されている数字のうち、あまり知られていないのが、「太さ」です。
あまり意識することない数字で、バットを選ぶ場合にも、「長さ」と「重さ」は注意しますが、「太さ」を気にすることは少ないと思います。
一般的に太いほうが当たりやすいですが、力が分散するため細いほうが飛びます。
少年野球の場合、金属バットの性能が良いため、この太さの差による飛距離の差はほとんど感じることはありません。
極端に細いバット、太いバットもありませんが、低学年向けの短いバットは、長さに比較して太めのバットが多いです。
まとめ
バットには「長さ」「重さ」「太さ」の3つの数字がありますが、バットには「長さ」と「太さ」が表記されています。
「重さ」は「平均」であったり、湿度などによる変動もあるため、バットには表記されていません。
少年野球では金属バットの性能が高いため、太さを気にせず選んでも問題ないことが多いです。
〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。