野球のユニフォームの下にはくスライディングパンツ、通称「スラパン」。
少年野球で着用が必要なのか?を説明したいと思います。
- スライディングパンツって何?
- ファウルカップ装着用として着用する
- 少年野球でファウルカップを着けるのはキャッチャーだけ
- 少年野球ではキャッチャー以外はスライディングパンツは必要ない
- スライディングパンツの下に下着をはくのか?
- まとめ
スライディングパンツって何?
スライディングパンツは、野球に特有のもので、ユニフォームの下にはきます。
スライディングのする際の痛みの軽減を目的に、お尻の部分にパットの入ったパンツです。商品名の説明にも「パット付き」の表記があります。
少年野球の場合、スライディング時の痛み軽減は、スライディングパンツではなく、ユニフォーム側にパットを付けることで防ぐことが一般的です。
ファウルカップ装着用として着用する
プロ野球など硬式ボールでプレーする場合、急所を保護するためにファウルカップを装着する必要がでてきます。
スライディングパンツは、このファウルカップを収めることができるようになっています。
つまり、ファウルカップを収めるために、スライディングパンツをはくことになります。
少年野球でファウルカップを着けるのはキャッチャーだけ
少年野球の多くは軟式野球と思います。
軟式野球の少年野球では、ファウルカップの着用を求めるのはキャッチャーだけで、県大会などの上部大会では、その着用を審判が確認する場面が多くなります。
強豪チームのキャッチャーをするお子さんは、ファウルカップを着用する場面があり、そのファウルカップを着用するためにスライディングパンツを着用することになります。
少年野球ではキャッチャー以外はスライディングパンツは必要ない
情報を整理すると
- スライディングパンツはファウルカップを収めるために着用する
- 少年野球ではファウルカップの着用はキャッチャーだけが多い
- キャッチャー以外はファウルカップを着用しないので、スライディングパンツは必要ない
となります。
スライディングパンツの下に下着をはくのか?
プロ野球や高校野球など、硬式野球でプレーする場合は、スライディングパンツを直にはき、下着は着用しません。
小学生の場合は、まだお尻周りなどが未発達なこともあり、下着の上からスライディングパンツをはくことが多く、問題もありません。重ね着が合わない場合は、下着なしでスライディングパンツをはく方法もあります。
要するに下着の有無はプレーに支障がない形で自分で選んでよく、特にルールはありません。
まとめ
スライディングパンツは、ファウルカップを収める場合に着用することになります。
軟式野球の少年野球では、ファウルカップの着用が求められるのはキャッチャーだけになるため、キャッチャー以外ではスライディングパンツの必要性はありません。
スライディングパンツの下に下着をはいても問題なく、個人の好みで選ぶことで問題ありません。
〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。