オイルや汚れ落とし以外のグローブの手入れ道具がたくさんあります。
あまり馴染みのないものもありますが、説明してみたいと思います。
ブラシ
ブラシは汚れ落とし用とオイルを塗った後の仕上げ用と2つの用途があります。
汚れを落とすブラシと手入れを仕上げるブラシは違うものを使用したほうが良いと思います。
一般的には汚れ落とし用は「豚」、仕上げ用は「馬」と毛の質も違います。
各メーカーのフラッグシップモデル、1.5万円を超えるようなグローブについては、使用されている革も良質のため、仕上げのブラッシングはとても有効です。
また、オイルの塗りすぎを防ぐ意味でも、準備したい道具です。
汚れ落としよりも、仕上げにブラシを入れるほうが個人的にはオススメです。
硬化剤
買ったばかりのグローブは硬いため、なじませるため柔らかくしていきます。
グローブは、柔らかければ良い訳ではなく、例えば、強い打球に負けないよう、ある程度の硬さが必要な場合があります。
硬化剤は、柔らかくなりすぎたグローブに使用することで、塗った部分が硬くなる効果があります。
使用する部分は、捕球面よりも、親指や小指など、グローブの端の部分になります。
硬化剤の使用は非常に難しいため、チームの監督、コーチに確認しながら使用することをオススメします。
消臭剤(乾燥剤)
グローブは汗をかいた手を入れるため、独特の匂い(臭い)になります。
この匂い(臭い)については、個人の考えが色々とありますので、詳述は避けますが、グローブ用の消臭剤は存在します。
グローブにミストを吹きかけるタイプのものになりますが、指先が問題になりますので、本当の効果を期待するのであれば、指先までしっかりと塗布することが大事です。
また、湿ったグローブの内部を乾燥させる乾燥剤もあります。
グローブに乾燥剤を差し込む簡易のものから、型崩れを防ぐものまであります。
まとめ
グローブの手入れ道具として、ブラシは安価で効果が高いため、オススメです。
硬化剤は使用方法が難しいため、使用する場合は監督やコーチに相談すると良いです。
消臭剤や乾燥剤は、グローブ内部を気にする場合は活用したい道具になります。
〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。