せっかく買ったグローブ。
お母さんとしては、手入れをして欲しいのだけど、よく分からないから声をかけにくい、と思います。
小学生目線でのグローブの手入れについて、説明してみたいと思います。
グローブの手入れをしたら褒めましょう
小学生が自分だけでグローブの手入れを上手に行うことは難しいです。
10年以上の私の指導者経験で、大人顔負けのプレーする子はいましたが、大人顔負けの手入れをする子はいませんでした。
まず、手入れをすること自体が多くありません。
つまり、手入れの上手・下手の問題ではないため、手入れをしたことを褒めてあげて欲しいです。
手入れをする機会を褒めることで増やし、手入れが上手になっていく、この流れが大事だと思います。
グローブを乾燥させない
手入れの目的は、グローブをきれいにして、耐久性を維持向上させることです。
耐久性の低下要因は、グローブの革の乾燥になります。
表面が白くカサカサになっている状態なので、野球に詳しくない人でも目で確認できると思います。
つまり、グローブが全体的にカサカサで白っぽく感じる場合は、手入れが必要なタイミングです。
グローブ用オイルから始めよう
手入れの初歩は、グローブ用のオイルを塗布することです。
オイルの塗布は古いタオルで十分です。
※専用のスポンジなどがありますが、タオルが一番安価で、使いやすいです。
汚れ落としやブラッシングなど、手入れには様々な工程がありますが、小学生が1つずつの工程を順序良く行うことは難しいです。
グローブ用のオイルを塗布することは小学生でもできるので、まずはグローブオイル(固形のもの)を買って、古タオルなどでグローブにオイルを塗布することから始めましょう。
グローブオイルを拭き取って仕上げる
グローブの手入れで注意することは、グローブがオイルを吸いすぎて重くなってしまうことです。
小学生、特に男の子は繊細な作業が苦手な場合も多く、グローブオイルの塗布が多すぎることが多いです。(固形のオイルが目に見える形で残っている場合もあります)
仕上げについては、お父さんやお母さんが余分なオイルを拭き取る形でやってあげることが一番良いと思います。
5、6年生になれば、自分でもできるようになると思いますが、上手に導いてあげてください。
まとめ
小学生がグローブの手入れをすること自体が素晴らしいことです。
手入れをした時は、道具を大事にする気持ちを育むことにもつながりますので、しっかりと褒めてあげましょう。
小学生、特に男の子は繊細な作業が苦手ですので、余分なオイルを拭き取る仕上げを親が行うくらいの認識で、グローブの手入れを行ってみてください。
〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。