突然の雨で野球道具が濡れることもあります。
雨に弱い道具がグローブです。雨に濡れたグローブの対処についてコメントしたいと思います。
ドライヤーで乾かさない
グローブは革製品です。
雨などの水分を含んで重くなったりしますが、乾けばほとんど元の通りになります。
但し、急速に乾燥させると、革にヒビ割れができたりする事があるため、グローブをドライヤーなどで無理やり乾かすことはやめましょう。
まずは、カバンやグローブ袋から出す
濡れたグローブをカバンの中に置いたままにする事はやめましょう。通気性の良い場所に置くことが大事です。
季節によってはカビが生えたりする場合もあります。
少年野球をしている多くのお子さんは、まだ注意力が十分ではありませんので、お母さんやお父さんが声をかけるなどして、カバンやグローブ袋からグローブを取り出す事を忘れずに行いましょう。
自己責任にするのは、中学生からでも良いのではないでしょうか?
早く乾かす場合は新聞紙を利用する
カバンやグローブ袋から取り出したグローブは風通しの良い場所に置いて、自然に乾かします。
濡れたグローブを新聞紙にくるむことで、グローブの革が吸い込んでいる水分を新聞紙に移すことで、早く乾かすにする事ができます。
新聞紙は吸水性の高い紙のため、注意する点は、吸水した新聞紙をこまめに取り替える事です。取り替えずに時間が経つと、せっかくグローブから新聞紙に移した水分がグローブに戻ってしまいます。
※グローブ用の乾燥剤がありますが、通常利用の「手汗」に対するメンテナンス用です。
まとめ
グローブが雨で濡れてしまうことはやむを得ませんが、その後の対応でグローブがヒビ割れたり、カビ生えたりしてしまいます。
少年野球のうちは、まだ小学生ですので、大人と同じ注意力を期待するのではなく、対処方法を示してあげて、「できるようになる」成長を見守るくらいの余裕を持って接してみてはいかがでしょうか?
〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。