試合に負けて、誰が「負け投手」になるのか?その該当条件を少年野球を始めた初心者にもわかりやすく解説します。

「負け投手」は「決勝点を許した投手」
負け投手は、負けた試合において、「決勝点」を取られてしまった投手です。
点を取られて、味方が逆転することなく負けてしまった場合、その点を取られた投手が「負け投手」です。
負けた試合の先発投手、負けた試合に最後に投げていた投手が負け投手になる場合もありますが、必ず負け投手になるとは限らない点がポイントです。
公式野球規則
公認野球規則では「敗戦投手」の定義は 9.17(d) に書かれています。
【公認野球規則 9.17(d) 原文】
9.17(d)
自己の責任による失点が相手チームにリードを許し、相手チームが最後までそのリードを保ったとき、その投手に敗投手の記録を与える。
(マニアな話)
「自己の責任による失点」とあるため、自責点と間違えやすいです。正しく理解するには少し難しいため、ここでは説明を省略します。
同点になった場合
公認野球規則では、「試合の途中どこででも同点になれば、敗投手の決定に関しては、そのときから新たに試合が始まったものとして扱う。」となっています。
要するに同点になった時点で、それまで負け投手だった投手から「負け」がなくなります。
※同様に「勝ち投手」の権利もなくなります。
負け投手となる場合
先発投手
試合開始後、相手チームに先制点を取られ、そのままチームが逆転することなく(同点に追いつくことなく)試合が終わった場合、その試合の先発投手が負け投手となります。
中継投手など
勝っている試合で、中継投手が逆転を許してしまった場合、その投手が負け投手となります。サヨナラ負けなどの場面を想像していただけると良いと思います。
最後に投げた投手=負け投手ではない
ポイントは「決勝点」です。先発のA投手が1点取られたあと、逆転できないまま、次のB投手が10点取られたとしても、負け当社はA投手となります。
少年野球での「負け投手」について
プロ野球と違い、投手個人の勝ち負けの記録よりもチームの勝敗が重要です。
負け投手になる、ならないよりも、同点に追いつく、逆転することに集中することが大事です。
特に「負け投手」の記録について、カウントする必要もないと思います。
まとめ
「負け投手」「敗戦投手」は「決勝点を取られた投手」と覚えると良いです。
同点になった時点で投手の「勝ち」「負け」はなくなり、逆転すれば「決勝点」は自チームになるため、負け投手を考える必要がなくなります。
少年野球の場合は、投手の個人成績よりもチームの勝敗が重要で、投手個人の「負け」の記録については、カウントする必要もないと考えています。
〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。