夏の風物詩、夏の甲子園「全国高校野球選手権大会」。
少年野球を頑張っている子どもと一緒にテレビ観戦することで、技術や戦術だけでなく、野球の楽しさや礼儀、チームワークの大切さなど、たくさんの「学び」に変えることができます。
ここでは、テレビでの甲子園観戦を通じて「野球脳」を鍛えるポイントについて、説明してみたいと思います。

- ポジションごとの役割、動きを質問してみよう
- ルールを知らない家族からの質問をしてみよう
- 失敗から学ぶ「次はどうする?」
- 負けたチームも褒めてみよう
- 「あの高校、◯◯県なんだよ」と話を広げてみよう
- まとめ
ポジションごとの役割、動きを質問してみよう
「いま、ショートがすごい送球したね」「キャッチャーがあそこで前に出たのはなぜ?」などの質問は、子どもが各ポジションへの理解を深めるチャンスです。
試合を見ながら、「ショートってどんな動きをするの?」「自分が守るなら今のブレーはできそう?」と問いかけると、頭の中でシミュレーションが始まります。
子どもが違うポジションを守っていても、それぞれに大事な役割があることが伝わり、チームプレーの大切さも自然に伝わります。
ルールを知らない家族からの質問をしてみよう
お母さんや妹・弟が「いまなんでアウトなの?」と聞くのも、実は良いチャンスです。
子どもが答えられたら自信になりますし、「これは、どうだっけ?」と一緒に調べる時間も立派な学び。
わからないことを調べて納得する過程は、野球だけでなく、他の学びにも通じる姿勢を育てることができます。
失敗から学ぶ「次はどうする?」
エラーや三振、ピンチの場面を、「あ~ミスしたね」で終わらせるのはもったいない。
「あの後、どうすればよかったの?」「次、自分だったらどうする?」と、少し視点を変えた質問をすることで、子どもの野球脳が鍛えられます。
「ミスは誰にでもある。でも次にどうつなげるかが大事」のメッセージが伝わると良いですね。
負けたチームも褒めてみよう
勝ったチームだけでなく、負けたチームにも拍手を送る気持ちは、スポーツマンシップを育てる上でとても大切。
「このピッチャー、最後まで投げたのすごいね」「9回までよく諦めなかったね」といった言葉を伝えることで、プレーの背景にある努力や心の強さに目を向けられるようになります。
野球を通じて、人のがんばりを認める心も育みましょう。
「あの高校、◯◯県なんだよ」と話を広げてみよう
甲子園は、地域とのつながりを感じられる場でもあります。地元の高校が出ていれば、「自分もこのチームで甲子園に行けたら」と、子どもの夢にも広がります。
また、強豪校が出ていたら、「この高校ってどこにあるんだろう?」と、地図を開いて話題を広げても楽しいですね。
まとめ
甲子園をただ「観る」のではなく、会話をしながら「楽しむ」ことで、子どもたちの野球理解や考える力である「野球脳」が鍛えられます。
そしてテレビ観戦でも、工夫次第では、学びがたっぷり、人としての成長にもつながっていきます。
〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。