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少年野球を、子供と一緒に楽しみたいお母さん向けに、分かりやすくコメントをしていきます!

守備手袋の効果と少年野球での必要性

最近は少年野球でも守備手袋を着用する選手が増えてきました。
守備手袋の効果と少年野球での必要性についてコメントしてみます。

守備手袋の効果

今のお父さんの世代の学生時代は、守備手袋を着用することはありませんでした。
プロの中には素手の感覚を大事にする選手もいますので、当時はプロの選手の一部が着用している程度でした。

守備手袋の効果には

  • 捕球時の痛みを軽減する
  • グローブのフィット感を大きくする
  • 手汗によるグローブの傷みを軽減する

があります。

特に捕球時の痛みを軽減する効果は高く、守備手袋にはパット入りのものがあります。
アシックス製はパット入りになっています。

ピッチャーは守備手袋を着けられない

ピッチャーは、ルールで守備手袋を着用することが禁止になっています。

野球規則8・02(b)の規定によると「投手が如何なる異物でも、身体につけたり、所持すること」を禁止しています。

守備手袋のほか、リストバンドの着用もダメなんですね。

ピッチャーで活躍する選手には、守備手袋は不要かもしれません。

キャッチャーは守備手袋の効果が大きい

キャッチャーは、ピッチャーの速いボールを多く捕球するため、痛みを軽減する守備手袋の効果は大きいです。
キャッチャーが痛みを気にして、良いキャッチングができなくなることは避けるべきで、守備手袋の着用を推奨します。

「捕り方が下手だから痛い」と言う指導者がいますが、ある意味正しく、ある意味正しくありません。適切な捕球でも痛いものは痛いです。
むしろ痛みを怖がらずに、しっかりと捕球できることを道具で補完してあげることが良いと思います。

ハタケヤマのキャッチャー用守備手袋は、捕球面のパットの他、手首内側にもパットがあり、キャッチャーには特にオススメです。
少年用のサイズがないため、大人用のSを利用することになります。

少年野球では着脱の時間が限られる

少年野球でも守備手袋の効果はあると思います。

それでも、その効果以上に、試合中の着脱による時間ロスの面でデメリットが大きいです。少年野球では、プロ野球のように攻守交代の時間がしっかりと確保される訳もなく、手袋の着脱にモタモタしていると監督や審判に叱られます。

気持ちよくプレーすることを大事にするのであれば、少年野球での守備手袋の必要性は高くないと考えています。

※キャッチャーは防具の着脱もあり、準備に一定の時間があります。そのため、守備手袋を着用する時間も確保できるので、例外的に守備手袋の着用をオススメしたいです。

まとめ

守備手袋の効果はありますが、少年野球では試合中の着脱時に気持ち良くプレーすることが難しいため、おすすめはできません。

キャッチャーについては、着脱時間のデメリットがなく、適切な捕球をする上でも守備手袋の装着をおすすめします。

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〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。