「身長やバットの重さでは、どんなバットを選べば良いか分からない」とよく聞きました。
バットの「長さ」と「材質」で選べばうまくいきます。
金属バット(アルミ合金)
初めてのバット、特に2年生以下の低学年には、軽いアルミ合金のバットが良いです。
【アルミ合金の特徴】
・軽い
・安い
各メーカーの低学年用のバットはアルミ合金が多く、値段も手頃なので、初めてのバットとして安心して購入できると思います。
金属バット(ジェラルミン合金など)
お母さん達が想像する金属バットに一番近いものだと思います。
【ジェラルミン合金の特徴】
・重量感がある
・種類が豊富
各メーカーがそれぞれラインナップしていますので、色と長さのバリエーションが豊富です。
値段は1万円前後になりますが、3年生以降で野球を始めるのであれば、このクラスのバットで始めるのが良いと思います。
同じチームの先輩のお下がりを借りることができる可能性も高いバットです。
買う前に借りることができないか?お願いしても良いと思います。
金属バット(カーボン)
4年生以上で力の弱いお子さんには、カーボン素材のバットがオススメです。
【カーボンの特徴】
・軽い
・よくはじく
飛行機やレース車などに使用されている、炭素素材のバットです。
軽くて、しなる、はじく、の感覚のあるバットです。同学年でも小さくって、すばしっこさのあるお子さんにオススメです。
値段は1万円前後となることが多いです。
ゼットさんのブラックキャノンシリーズはカーボン素材でも最高級クラスの値段がするバットです。
コンポジットバット(複合素材バット)
ミズノさんのビヨンドシリーズが代表的なバットで、各メーカーさんが素晴らしいバットを開発しています。
【コンポジットバットの特徴】
・他の素材のバットより重い
・メーカー独自の「飛ぶ」バット
2万円以上するものがほとんどで、5万円前後ものもあります。
各メーカーさん自信作の最高級クラスのバットなので、お子さんの好みで私は良いと思います。
注意点は値段も高いですが、他の素材バットよりも重いため、初めてのバットには向いていないと思います。
どんなに素晴らしいバットでも、当たらないうちは宝の持ち腐れになってしまいます。
まとめ
バットの材質によって、バットの特徴が大まかに理解できます。
少年野球を初めたばかり、6年生になって試合で活躍したい、など場面によって購入するバットの材質を確認してみてください。
〈この記事について〉
私自身の指導者経験から、少年野球を応援するお母さんの目線での記載になっていますので、野球に詳しい方の理解と異なる場合があります。